2022/11/22お知らせ
秋の慌ただしさ、ピークは越えた様子です。
毎年秋の時期は、山に食べ物が多く実り、サルたちはその秋の実りを食べに通常よりも広い行動範囲で移動します。
また、サルたちにとっての恋の季節である発情期も秋です。
“食べ物”と”恋で”一生懸命になっているサルたちは、「公苑に来る目的意識」が薄れ、なかなか公苑に来ないこともあります。
実際、今年の秋は10月中旬〜11月中旬が、その「秋の慌ただしさ」のピークとなり、約1ヶ月の期間で10日程しか公苑にきませんでした。
秋の食べ物も乏しくなってきたので、今月17日(木)頃より「秋の慌ただしさ」のピークは越えたようで、17日以降は早めに公苑に来てくれています。
ただし、恋模様・発情模様は現在が最も盛んであり、サルたちの空腹具合とは別に、恋で慌ただしく動いたキッカケで公苑に来なかったり、朝早く公苑に来たものの閉苑時間を待たずに早々と山に帰ってしまったりする可能性があります。
「秋の慌ただしさ」はピークを越えたものの、まだ続いているとお考えください。
例年、サルたちの恋模様・発情模様は雪の本格的な訪れと共に落ち着いていきます。
日本という国で生きる以上、厳しい冬は無駄なエネルギー消費は控えて、静かにジッとしていようというように切り替わるような感じです。
雪の到来にもよりますが、12月10日くらいが目安です。
*逆にいうと、その雪の時期までに、厳しい冬を乗り越える準備をしなければいけないのがこのシーズンなので、ラストスパートに入っているとも言えます。
サルたちの遅刻・早退・欠席につきましては、公苑公式SNSでこまめに発信しています。地獄谷野猿公苑のHPでは、公苑内に設置してあるライブカメラを見ていただくことができます。
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